Mac OSXのDockerを1.0にあげる

Docker1.0がリリースされましたね。

IT’S HERE: DOCKER 1.0

早速アップデートしたのでメモ。

古いBoot2Dockerをアンインストール

既に1.0より前のDockerを入れている人はbrew経由でDockerを入れているはずです。今回からインストーラーが提供されているようなので古いバージョンのものはアンインストールしておきましょう。

あれDocker入れてたっけな?という人は以下コマンドでBoot2Dockerが入っているかを brew ls コマンド確認しましょう。

入っていたらアンインストールしましょう。

$ brew uninstall boot2docker

Boot2Dockerのインストール

公式サイトからpkgをダウンロードしましょう。

boot2docker/osx-installer

あとはポチポチ押してインストールしていけばOK。

環境変数の設定

Docker1.0からDocker Serverのポート番号が「4243」から「2375」に変わっているようです。

各自の環境に合わせて、.zshrcなり.bash_profileなりを書き換えましょう。

export DOCKER_HOST=tcp://localhost:2375

動作確認

Boot2dockerのDocker VMをアップグレードします。 ターミナルで以下を実行すればOK。古いDocker VMの削除、新しいVMのダウンロード、init、立ち上げまで行っています。

$ boot2docker delete
$ boot2docker download
$ boot2docker init
$ boot2docker up

止めるときは、

$ boot2docker down

念のためdockerのバージョンを確認しておきましょう。

$ docker version
Client version: 1.0.0
Client API version: 1.12
Go version (client): go1.2.1
Git commit (client): 63fe64c
Server version: 1.0.0
Server API version: 1.12
Go version (server): go1.2.1
Git commit (server): 63fe64c

上がっていますね!

あとはDockerを今までどおり使いましょう。

さいごに

ついにDockerも1.0がでましたね。今後のコンテナ型の仮想化が流行っていくことを期待しましょう。

ちなみに、より詳しい手順は公式サイトを見てください。

Installing Docker on Mac OS X

このサイトでは、

$ boot2docker stop
$ boot2docker download
$ boot2docker start

と書いてありますが、boot2dockerのヘルプを見ると、「start」は「up」、「stop」は「down」が正式なのかな?と思いこの記事ではupとdownを使っています。